情緒不安定に定評があるんですが、気分が落ち込んでくると突然座り込んでしまうんですよ。ないですかね、そんなこと。家に帰る途中、突然、後悔の嵐に襲われて、そのまま座り込んでうごけなくなってしまうこと。僕はけっこうあるんですけど、そんなときどうしてるかって話です。鬱系の人、真面目系クズの人に有効かもしれません。
何にも出来ないときがあるのか
正直、落ち込みの度合いによってやることは異なるんです。少し気分が上向きになると以下のことをしてもあまり効果ありませんでした。まともに動けるときは目標とか未来とか意識すると良いです。本当に動けないときは目標とか未来とかどころではないので。マジで。自己啓発本読むと余計辛いし、何より筋道たてて考えるのが辛い。そんな状態のときにやっていることですが、地味に効果あります。
まずは呼吸を落ち着ける、深呼吸する
落ち込んでるとき、気がつくと呼吸がめっちゃ浅くなってます。呼吸に着目してみてください。座り込むくらい動けないくらいの感情に教われているとき、だいたい呼吸が乱れてたり浅かったりしています。自分がそういう状態になっていると意識して、呼吸を整えるだけで、全然違います。何はともあれ深呼吸。
「しょうがない」とぶつぶつとなえるとだんだん正気に
僕の場合は、落ち込んでるときはだいたい過去のことを振り返っています。あるいは過去の失敗から来る未来の苦難を思っています。この状態から筋道たてて物事を考えるのは不可能です。そんなときは、「しょうがない」「仕方ない」とぶつぶつ唱えることにしています。するとだんだん「まぁ実際終わってしまったことは変えられないしな」というあきらめの気分になってきます。しょうがないというのは、現実を切り捨てているようでいて、逆に現実を受け入れる力になります。過去のことは、誰が何と言ってもしょうがないです。これからです。
うまく行くようになんとかなるように祈ると少しだけ前向きに
ついでに、「うまくいきますように」と何度も願います。具体的な道筋のことではありません。ただ願うだけです。これのすごいところは、うまく行くことを考えていると、うまくいかなくてもまぁしょうがないと思えるようになるところです。もちろんうまく行く気がするときもあるのですが。
落ち着いてきたらこれから何するか考えるか寝る
自分の場合は、本気で悩みながら寝ると朝から憂鬱なので、次の日が休みで一日中寝ていられるときでもない限り、寝る前にある程度憂鬱さを取り払っておきます。とは言っても、睡眠時間が足りないとすぐ憂鬱になるので、睡眠が足りてなかったら一刻も早く寝ましょう。ハーバードビジネスレビューでも睡眠時間が話題になったこともあって、最近は寝た方が効率がいいと色んな本でも言われていますね。
これ読んでる人はやっぱり実際にすっごく憂鬱になったりするんでしょうか。ぶっちゃけ僕は心のお医者さんに行ってたこともあるんですが、薬よりも上記の方が効果ありました。
ただ、それは薬をちゃんと飲んでみたから言えることであって、現在、ある程度の効果が臨床的に分かっているのがお薬ですので、突然座り込んじゃうような人はとりあえず医者にいた方がいいでしょう。
なんて、偉そうに書いてきました。
今しか残せないかもと思って。
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他の手段が欲しい人は
参考になった本なんですけど、これが一番大きいです。 うまく諦めるようになると少し楽になります。為末さんはこの本などで諦める大事さを何度も述べています。
他には、これの最後の方に載ってた自己催眠みたいなのは目先のことに効果ありました。
コミュニケーションのための催眠誘導?「何となく」が行動を左右する? (光文社知恵の森文庫)
- 作者: 石井裕之
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あと、ONETHINGで余分なことを切ることを少しだけ理解させてくれました(頑固なのであまり実践できない)のでこれもいいかもしれません。本文では何回も似たようなこと繰り返し主張するから冷静じゃなくても頭に入る…