こんにちは。石川ジン平です。普段は都内でウェブサイト制作などをしています。
ところでみなさん、温泉行ってますか?
疲労回復からストレス解消まで気持ちいいですね。
最近は温泉や銭湯の紹介記事が多くなってきて、見る機会も多いんじゃないでしょうか。
そしたら、温泉に行きたくなりますよね。僕はなりました。
でも、あんまり知らない人に囲まれてお湯に入るのはつらいし、
何より、
もっと一人でのんびりと入って、漫画とか読みたい〜〜〜〜!!!
というわけで、温泉を買いに来ました!
僕の地元、足利市です。
温泉の買える場所へ
じゃーん。温泉スタンド!!
温泉を格安で買うことができます。
温泉を買うときの注意事項①
物件付きだと手が出ない。
もちろん最初は温泉つき物件を買おうとしたんですが、めちゃくちゃ高くて諦めました。
スタンドで温泉を実際に買ってみる
正真正銘の温泉です!きちんと効能も明示してあって、疲労回復や関節痛などに効きます!!
ただし、掲示はめちゃくちゃ黄色くて成分などはよく読みにくいので、気になる方はこちらをごらんください。(→ホームページ)
100円で100L(3分)、10円で10L(20秒分)の温泉が出ます。
*実際は100円で150Lほど汲めたので分速50Lくらいの水が出る
ドバドバ出て楽しい。
出てくる温泉を、並べたポリタンクに、ガンガン注入していきます
できました!中身はぜんぶ温泉です!
こぼした分もあるのですが、180円で200L入りました。
注意事項②
ポリタンクの量が多い。
温泉を持ち帰るためには容器が必要です。一般のお風呂で200Lくらい。
近くのホームセンターでたくさんポリタンクを買ったらめちゃくちゃ運ぶの苦労しました。
温泉を持って帰る
ポリタンクに詰めたら、温泉を持って帰ります。
注意事項③
めちゃくちゃ重いしスペースを取る
ポリタンク10個分(200kg)の水は重いしスペースをとるので車に積むのが大変。
あとは自分の家のお風呂に温泉を入れるだけ、ただしこの温泉、もちろん常温です。
追い焚き設備が必要です。そんな設備を貸してくれるような仲の良い地元の知人が全然いなくて、栃木から神奈川まで100km以上ドライブしました。
注意事項④
追い焚きのできる設備が必要です。
自宅の風呂は狭いし汚いし追い焚きできないしで諦めました。追い焚きできない家庭の方は温泉の楽しみが半減です。
温泉をお風呂に貯めていく
あとはお風呂に入れるだけなんですが、知人の家は8階にあり、エレベーターが使えると言っても駐車場から遠く、やっぱり重さはネックになりました。
できれば平屋の、お風呂から玄関まで近い家が望ましいでしょう。
まあとりあえずは持ってこれたので。
勢いよく入れて行って
できました!!!!
風呂の栓を閉め忘れて40Lくらい無駄にしましたが無事貯まりました!!
なんとなくお湯が黄緑っぽい気がします。
温泉に入ろう!
早速、漫画を持ち込んで入浴します。
こ、これは、、、
めっちゃ楽しい!!!!!
自宅で漫画読みながら水道水のお風呂入ってるのと大して変わらないけど、めっちゃ楽しい!!
温泉と思うだけで楽しいです。
温泉独特の、「金属が含まれててなんとなく生臭い匂い」です!!
お風呂貸してくれた知人の感想によると、水道水よりほんのちょっとしょっぱいらしいです。
(この温泉は飲料水ではないので真似しないでください。)
どうして温泉スタンドが?
ところで......
温泉スタンドの周りには何もありません。
山の中にだいぶひっそりとある温泉スタンド。人も来ませんでした。
いつからどうしてこんなところに温泉スタンドがあるんでしょうか?
連絡先(足利市役所 財産活用化)が載っていたので聞いてみました。
(が、連絡した時は担当者さんがご不在とのことで、また連絡してくれるそうです。
ご連絡がありましたら追記いたします。)連絡ありましたので追記いたします。
足利市の財産活用課の方から回答をいただきました!
「いつ頃から運営してるのでしょうか?」
『平成9年の3月から運用しています』)
「どれくらい利用されているのでしょうか?」
『平成28年度の4-9月で、約7800L、月当たり約1300Lの利用があります。冬の方が利用量が多いので、前年度の実績でいうと、約22200L、月当たり平均約1850Lの利用がありました』
「どのような経緯で温泉スタンドができたんですか?」
『国の簡保事業(*)で、ここにレクリエーションセンターを建設すため温泉を掘ったが、国の簡保事業の廃止になってしまったため、建設がなくなってしまったから』
(*2007年に実施された郵政民営化以前に、日本政府・日本郵政公社が行っていた生命保険事業のことである。正式名称は「簡易生命保険」 wikipediaより)
「どのような位置づけでこの温泉スタンドを運営しているのですか?」
『せっかく掘った温泉を有効利用するためです』
「インターネットで調べると以前は無料配布日もありましたが、今はやっていますか?」
『現在はやっていませんが、今後は状況によりやることもあります。』
「今後もずっと温泉スタンドは存在しますか?」
『今の所は廃止の予定はありませんが、10年ごとに温泉の調査と認可を行わなければいけなくて、そういうタイミングで今後確実にやっていくといい切れるものではありません。』
とのことでした。すごく丁寧に対応していただきました。足利市の財産活用課の方、ありがとうございます!
楽しかった!
あと片付け
温泉は楽しかったし雰囲気も良かったのですが、
注意点⑤
ポリタンクが!!邪魔!!
ポリタンクがあまりにも邪魔なのと、あまりにも手間がかかるので自宅で温泉は諦めました。
別に、温泉じゃなくてもお風呂でゆっくり漫画は読めますからね!
ポリタンクが欲しい方いましたら、twitterで @ch1sa か @sshift_jumpei までリプライください。都内23区であれば、先着順で差し上げます(最寄駅までお持ちします)。よろしくお願いします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
みなさまもよい温泉ライフをお過ごしください。
足利市 温泉スタンドdata
- 営業 10:00~18:00
- 住所 栃木県足利市 市松田町 字四代地 2763番1
- 価格 100L / 100円 , 10L / 10円 (目安)
- 問合先 足利市財産活用課 0284-20-2271
20161027 2時ごろ追記 画像の追加と見出しの変更、一部言い回しの変更
20161027 15時ごろ追記 市役所の方のインタビューについて簡単に追記
20161028 1時ごろ 一部レイアウトの変更
20161029 2時ごろ GIFの追加
20161029 4時ごろ レイアウトの修正、画像の変更、一部言い回しの変更
20161030 3時ごろ 写真の入れ替え、一部言い回しの修正
20161630 17時ごろ 一部順序の入れ替え、温泉スタンドdataの追加