【口説き方編】ハイスコアガール②に学ぶ人生

物語は好きですか、女の子はすきですか、僕は大好きです。ハイスコアガールに出てくる女の子大好きです。

とりあえず、どっちが悪いかとかあまり興味は無いので、一刻も早く連載と発売を再開してほしいです、ハイスコアガール。（前回記事冒頭参照）

&lt;a href="http://www.sutekishift.tokyo/entry/highscoregirl1" data-mce-href="http://www.sutekishift.tokyo/entry/highscoregirl1"&gt;【なぜハルオは前に進むのか】ハイスコアガール①に学ぶ人生 - ステキシフト(書評,思考,勢い)&lt;/a&gt;

ところで、小説や漫画を読んで「こんなふうになりたい」とか思ったこと無いですか。あるいは「こんな展開は現実に絶対にない」と思ったことは無いでしょうか。

どのように感じたとしても、自己啓発書の方法論を読むより、考えさせられることって多くないでしょうか。それは漫画や小説が直接感情を揺さぶるものだからと思うんですよね。

そして、そのように大きく感情を揺さぶってくるような良い物語には"人生"が詰まっていると思っています。

そうした本でも、特にハイスコアガールには本当にめっちゃ"人生"詰まってると思います。

ハイスコアガールコミック 1-5巻セット (ビッグガンガンコミックススーパー)

作者: 押切蓮介
出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
発売日: 2013/12/25
メディア: コミック
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以下、ネタバレだよ！

ハイスコアガール②から"口説く方法"を学ぶ

前回は人生全般についてぼやっと話を展開したんですが、今回は恋愛における口説き方について学び取ってみます！

異性を口説くにはどうすればいいか

相手の視界に入る
自分の土俵につれてくる
「二人でいる未来」を考えさせる

①相手の視界に入る

誰かと距離を詰めようと思ったときは、その印象が良かろうが悪かろうがまずは視界に入るようにしなければなりません。視界に入るとは、つまり"相手の人生にエントリーすること"をさします。

素性の知らないすれ違った人といきなり付き合いたい人はほとんどいません。会話して相手の良さを知って、付き合いたいと思うんです。何かを知ってもらうには、良くも悪くもまずは興味を持ってもらわなければなりません。それが視界に入ることであり、相手の人生にエントリーすることです。

ハイスコアガール② 10-creditより

例えば、物語の冒頭で、主人公である中学生"ハルオ"は、同級生の"小春"に、「ゲームばっかりしてて気楽な人」くらいの認識を持たれています。ハルオのことは認識しているんですが、ただ、もっとはっきりと視界に入る、身近になるきっかけになるシーンがあります。

ハイスコアガール② 10-creditより

それは"ハルオ"のゲーセン通いが学校で取り上げられたせいで、同じく日直を任せられた"小春"の下校時刻が遅くなり、そのせいで夕立に降られてしまうシーン。

ハイスコアガール② 10-creditより

遅くなったのはハルオのせいだと思うことで（事実そうなんですけど）、小春はハルオについてより考えるようになります。だから物語は進んで行くのです。

②自分の土俵につれてくる

できないことをかっこつけるのはだめです。

これについてはインターネットから引用するんですが、

例えば、格好つけてフレンチレストランに入ったとして、ワインの種類はわかるだろうか。根本的にナイフとフォークを使うのが苦手だったりしないだろうか。実は安くておいしいオムライスの店のほうが詳しかったりしないだろうか。料理に自信があれば、お弁当を作って公園デートというのもいいんじゃないだろうか。英語を話せるなら表参道より六本木のほうがよかったりするんじゃないだろうか。静かで話しやすいコーヒーショップのマスターと知り合いだったりしないだろうか。

http://quali.raindrop.jp/hensa_kudoku.htm

これが全てだと思うんですよね。

さて、ハルオの土俵とはなんでしょうか。

それは「ゲーム」であり、「穴場を知っていること」であり、「身近な人に気を使うこと」です。

ハイスコアガール② 11-creditより

これ以降、小春はゲームの世界にはまり、またゲームによる新しい人間関係を構築していくことになります。完全に土俵に引き入れられましたね。こうなるとかなりハマってしまって望もうと望むまいとなかなか抜け出せなくなります。

自分の土俵につれてくることさえできれば、あとは相性の問題になります。逆に、自分の土俵につれてきたところで相手に興味を持ってもらえないのなら、それはそもそも相性が合わないので考え直した方がいいかもしれません。

③「二人でいたらどうなるか」を考えさせる

営業の基本なんですが、お客さんに「それを手に入れたらどうなるか」をしっかりイメージさせないと、モノは買ってもらえません。つまり、それを手に入れることによって、どんなシーンで役立つか、どれだけ便利なのか、そういう自分がイメージできるかが大事になります。例えば、お出かけ用の服を買ってもらうなら、「その服を着て、六本木に買い物に行く自分」を想像させて、それが気にって貰えたら買ってもらえます。

恋愛でいうと、「この人と付き合ったらどうなるだろう」「二人でいたらどうなるだろう」というのを相手に如何に考えてもらうかがポイントになります。

もちろん、これを考えさせるには、そもそも「①相手の視界に入る」ができていないといけないのですが。でも、どんな形であれこの想像をさせられるようになると強いです。

では、どうやって、「二人でいたらどうなるだろう」を考えさせるかというと、単純です。

「二人でいる時間を増やす」

これだけです。要は何かにかこつけてデートしろよってことですね。