頼まれたことや、遊びのお誘いを断るのって辛くないですか? また、断りきれないことによって嫌な思いしてませんか?
「取捨選択」に関わる本を読んでいると、「嫌なものは断れ」「成果の出ないものは断れ」って書いてあるんです。上手な断り方に付いて書いてある本も多いです。でも、そうはいっても、迷うんですよね。どういう思考プロセスで断るか断らないか判断してるんでしょうか。
また、それとは別に、「新しいことを仕入れろ」「嫌なことでも一度だけはやってみてほしい」「人脈を作れ」って言われませんか。結構これ、断ることと両立するの難しいんですよね。新しいことのために予定入れまくってると何も成果が出ずに全てが中途半端にただ日付だけが変わって行くという……
そこで、どんな風にして断れば最低限これを達成できるのかちょっとポイントをまとめてみました。
断りたくなったときに考える三つのこと
- 疲れているかどうか
- 相手に差し出せるものがあるか
- 自分が得るものがあるか
こんな人に読んで欲しい
- 嫌なことを断る勇気がない人
- 断るのが辛い人
- 何を基準に断るのか迷う人
第一段階:疲れているかどうか
これが一番大事です。疲れていると吸収力も落ちるし、何も考えられなくなります。
元気な状態、つまり自分が高いパフォーマンスを発揮できる状態で参加すること、それは自分にとっても良いことですし、相手にとっても喜んでもらえます。
どんなものも、誘って参加してもらうからには、得るものが大きかったり楽しんでもらったりしてほしいです。少なくとも僕が誘う場合はそう思うことが多いです。疲れきっていたら、お互い不幸になってしまいます。お互いに次の日もあるので、疲れていない状態で参加できるかは真っ先に考えます。
第二段階:相手に何かを差し出せるか
相手に差し出せるものがあるなら、行っても良いと思います。「先に与えれば、貰える」という法則は色んな自己啓発書に書いてあるんですけど、逆に言えば、相手に差し出せるものがないのに低いテンションでその場に行ってもしょうがないってことですね。
相手に差し出せるものが大きければ大きいほど、その場に行くべきと思います。おもいっきりたくさん差し出せたときは、自分も得るものが大きいです。もちろん、相手が自分におんぶにだっこになってしまうようなら考えるべきですが。
第三段階:自分が得るものは何か
最後に、自分が得るものを考慮します。そこで得るものが大きいなら、多少の体調、相手の迷惑を押し切ってでも行くべきです。
ただ、人間は未来について過大評価し過ぎなので、ちゃんと冷静になって評価しましょう。冷静に判断するためのポイントは、「それを断ることで別の出来ることはないか」です。特にその誘いの場に新しいこともなく、断って別のことをしたほうが人生に良い影響を与える期待値が大きい場合には、断固として断りましょう。
まとめ
- 疲れているかどうか
- 相手に差し出せるものがあるか
- 自分が得るものがあるか
上記のような基準を作っておけば、断ったあとも後悔しないですし、流されて参加してお互い不幸になることも少なくなると思います。
でも、もっとも大事なことは、
「行きたきゃ行けよ」
人間は、気分ですから!
参考文献
人生のトレードオフ性についてよく書かれています。
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こんなに書いておいてあれなんだけど、すごく仲のいい友だちって別に損得考えてないし、めんどくさい程度でも断ったりするし、逆にありたいことあったら相手に迷惑だろうが自分に得るものが無かろうが積極的に絡んでいくわー。
— 石川ジン平(ステキシフト) (@sshift_jumpei) February 22, 2015
ってか世の中の人はこんなことわざわざまとめたりしなくてもナチュラルに判断できる人が多いとか…… 一般人怖い
— 石川ジン平(ステキシフト) (@sshift_jumpei) February 22, 2015
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