何度読みなおしてもハイスコアガールは素敵です。全ての展開がかなり早くて読者を引き込みます。 そしてヒロイン大野と、クラスメイトの小春がめっちゃかわいいんです。最高です。めっちゃおすすめです。
でも、かわいいだけじゃなくて、かなり勉強になると思うんですよね。ということを書いたのが以下。
もちろん③巻も素晴らしい出来です。
今日も大きくネタバレしますので気をつけてください。
ハイスコアガールに学ぶ、人生を勝ち取るポイント3つ
- 逆境を楽しむ
- 本気で向き合う
- 勝ち目に迷わない
ハイスコアガールめっちゃ勉強になります。
①逆境を楽しむ
主人公ハルオは、修学旅行にて新幹線の移動中、途中駅で先生に頼まれたおつかいをしている間に、おいてけぼりをくらってしまいます。
ハイスコアガール③ 17-CREDIT
巻き添えになったクラスメイト小春は、状況に非常に不安を感じますが、ハルオは違いました。極めて楽観的に、寄り道をしながら京都を目指すことを提案します
ハイスコアガール③ 17-CREDIT
逆境を楽しむ秘訣は、「他人の出来ない体験」として引き換えることです。
ハイスコアガール③ 17-CREDIT
ハルオはここで通常の新幹線移動ではできない、ゲーセン巡りをすることができました。もしここでハルオがふてくされていたら? 「②本気で向きあう」でのゲーセンの大会で戦う精神力はなくなっていたかもしれません。こうした逆境でふてくされない姿勢こそが、ハルオが活発に活動できることにつながっているのです。あとこの一件で小春ももっと魅了したし……
②本気で向き合う
ハルオは修学旅行を抜け出し、ちょうど日程の重なっていたゲーセンの大会に出ました。そこではヒロイン大野もこっそりと大会に出ていました。
決勝で戦い、辛くも勝利を掴んだハルオでしたが、ハルオは大野が不利な条件で戦っていたことを知ります。
不完全燃焼のハルオと、気持ちを汲み取ってもらえない大野。不器用な二人はうまく言葉が交わせず、拳で語り合います。っていうかわりと一方的に大野にハルオが殴られてただけですが。
ハイスコアガール③ 19-CREDIT
不安なこと、不明なことに、きちんと二人が向き合った結果が殴り合いということになっているわけですが、きちんとむけあえばお互いすっきりするんです。
ハイスコアガール③ 19-CREDIT
もしここで向き合わなければ、「③勝ち目に迷わない」で、ハルオは受験に決意できなかったでしょう。ひとつひとつの問題にそのとき確実に向き合うことが大事です。そうでなければ、物語は停滞してしまうのです。
③勝ち目に迷わない
ハルオは、ヒロイン大野の志望校である「上蘭高校」へ行くために、かなり無謀な受験勉強を始めます。ハルオはそれまで学業をさぼっていたために、当然ながら簡単にその高校へ進学することは出来ません。それでも、受かる確率などは考慮せずに、受験勉強を始めます。
ハイスコアガール③ 21-CREDIT
結果として、彼は上蘭高校へは進学することが叶わない訳ですが、この努力によって、もともと離ればなれになってしまう人との絆を強くすることができました。きっと、受験のために勉強や努力をしていなければ、なんとなく離ればなれになって終わりになってしまうだけだったでしょう。
ハイスコアガール③ 21-CREDIT
本当に欲しいものがあるならば、勝ち目に迷わないことです。もちろんそれは物語の中だけの話なので、現実では損得を考慮して生きていかなければなりません。それでも、本当に欲しいもののためには、ある程度のリスクをとって行動しないと、いつまでも全力を尽くさなかったことを後悔してしまうことになります。そして何より、ハルオが上蘭高校に落ちたように、手段が達成されなくても、精神的に大野と近づけたように結果的には目標の達成への大きな一歩となることもあるでしょう。
ハイスコアガール③ 21-CREDIT
まとめ
ハイスコアガールに学ぶ、人生を勝ち取るポイント3つ
- 逆境を楽しむ
- 本気で向き合う
- 勝ち目に迷わない
物語だから都合良く話が進むってのは分かっているんです、だけど、多分、リアル世界でも同じこと言えると思います。だって、同じようなこと、どんな自己啓発書にもかいてあるもの。
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都合のいいことだって分かっていても、それでもやっぱり物語が好き。やっぱり物語によって人が動かされるというのは真実だと思う。
— 石川ジン平(ステキシフト) (@sshift_jumpei) 2015, 2月 21
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