音楽の力は偉大だ!なんでもできる!と思っていたときがありました。今でもその気持ちはないわけじゃないのだけど、社会人をやってみて、心が弱い人は依存症になるかもしれません。というか、僕が依存症気味になっちゃってたので、やった対策をまとめておきますね……
どんな症状か?聴いてないときにイライラしたり不安になったり
もし、音楽を聴いていないときにイライラしたり不安になったりしたら要注意だと思います。自分は音楽を聴くとしばらく頭の中で鳴り止まなかったり、ふとした瞬間に流れ出すことが多いタイプですが、その曲が聴けないことでイライラや不安が訪れてました。あるいは、ふとした瞬間になにか聴いてないことが気になってしまい、不安になるなどしてました。
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ごく普通の働き方をしていると聴けない時間が多い
在宅ワークや特殊な働き方をしていない限り、音楽を聴きながら長時間仕事をすることは不可能です。僕の場合は、商業施設内店舗で働く時間が大きかったので、なんらかの有線放送が常に流れてたので音楽は聴けました。が、やっぱり好きじゃない音楽とか、音量や音質が気になるとか、全然満足できませんでした。
聴けばなおるかというとなおらない
で、休憩時間に必死で音楽を聴くんですけど、ぶっちゃけ聴けばなおるかというと治らないんですよね。家に帰って二時間とか三時間とか聴いてても、ひどいときは全然満足できないんです。しばらくどうしたものかと考えてたんですけど、簡単でした。アルコール依存症になっちゃう典型と一緒です。悩み事があって、逃避のために聴いてるから依存するんです。
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音楽は救いであるが解決策ではない
音楽を信じすぎていて分からなかったんですが、音楽は救いになっても解決策じゃないんですね。やらなきゃならないことは音楽聴いても終わらないし、職場の人間関係は変わりません。一時的に気分が良くなるので、なんか大丈夫な気がしちゃってました。個々の問題は自分で解決しなきゃ行けないということに全く目がいってませんでした。音楽を聴く前に、だいたいなんらかの不安があってから音楽を聴き、音楽を聴くと何とかなる気がするから、そのまま問題が解決しないという。
結局今はどうしているのか
不安で音楽を聴きたいのかどうかを見極めることにしています。もし、不安で音楽を聴きたいとなってるときは、出来るだけすぐに音楽を聴かずに、簡単に問題をまとめてから音楽を聴くようにしています。問題は最後までまとめられなくていいです。簡単にまとめてみて答えが出るならそれもよし、出なければ音楽聴くとテンションが上がるのでそのままもう一度考えてみます。大事なのは、音楽を聴いていないときに考えるくせをつけること、音楽を聴いた後も考える精神力をつけることです。
よく聴く言葉、習慣化
精神力は筋力と一緒で鍛えられる。って、スタンフォードの自分を変える教室でケリー・マクゴニガルさんが言ってました! まぁ自分は鍛えるんじゃなくてただ慣れただけだと思うんですけど、しばらく聴く前に考えるように頑張ってたらある程度できるようになりました。出来るだけすぐに答えをある程度出す癖をつけたら、音楽を聴かないことでイライラしたり不安になったりも減りました。もちろん考えることは一時的に不安にもなるんですが、早めにメモして簡単に考えて、答えが出なければあとで考えようと処理することで、比較的早めに現実に復帰することができます。
そもそも悩みが止まらないときは
依存症はひどいものは病気として認められます。悩みがとまらないのも病気として認められます。医者に行きましょう!心療内科
ところで
最近悩み事あってもブログ書けばなんとかなる気がしている
— 石川 純平 (@sshift_jumpei) January 16, 2015
今度はブログ依存症ですかね……
最後に、アフィリンクですが参考文献紹介します。
精神力と習慣については、文中でも触れたスタンフォードの自分を変える教室が分かりやすいです。結構売れたんで見た人も多いと思うんですが、下手な心理学の本より、根拠となった実験についてちゃんと書いてくれてるので納得してできるかもしれません。
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