ブラック企業で働いて悪かったこと辛かったことばっかり書いてますが
・ブラック企業はやめたいと思ってもやめられないし本人は深刻さに気づかない話
ちゃんと良いこともあったんですよ。
良かったこと上位三つが以下になります。
①自分の軸が強くなった
先日の記事でも書いてますが、精神論的なところやプライベートを強く揺さぶられたので、自分の軸をしっかり持てるようになりました。「休日の過ごし方は俺の好きじゃん!」「俺がしたいからするんだ!」という意志を持てるようになりました。こうした自身の価値観に基づく意思、つまり自分の軸が強くなりました。
自分の価値観を強く持たなければ、流されて終わってしまうのです。もちろん、自分はその先の目的あって選んで就職しました。最初から「数年以内に会社を辞めるからそれまでに吸収できるだけしたい」と言って入った人間です。だけど、流された部分が非常に多くて、だからうまく学べなくてしかも辛くなってしまいました。辛くてためにならないことを甘んじてやっていてはいけない、他人の言う「良かれ」を全て実行していたら本当にしたいことや自分のことに使う時間はなくなる、そういうことを意識させてくれました。
②一人でも生きて行ける自信がついた
二ヶ月以上の連勤や、一人きりでの度を超した長時間勤務により、「自分がどれくらい頑張れて成果を出せるか」というのがある程度分かりました。体さえ壊れなければ、一人で十分生きて行けるという自信がつきました。正直今まで、「何をしても人並み以下しかできない」という劣等感が強かったのですが、「人並みであっても自分はこれくらいはできる」という自信がついたのは非常に大きいです。
③好きなように生きる勇気がついた
①と②を合わせて、やりたいようにする勇気がつきました。「やりたいようにやるかどうかは自分の選択なんだ。それに、失敗してもなんとか生きて行けるし。」と。
そして、「このままこの会社で上に行って、仮にトップで年収がうん千万円になっても、満足できないだろうな」と思いました。やりたいことがあるのなら、それがしこりになってしまう。
だから、今は、好きなようにしています。結局うまくできなかったとしても、手元に何も残らなかったとしても、それでもいいんです。やらなければ、あとでうじうじ悩んで、他人に使われて終わってしまいますから。
まとめ
ブラックな職場で働くことは、お勧めするものでもないですし、こんな経験しなくても良かったと思います。が、ここまで吹っ切れた、軸を持てたのはそうした環境、上司と会社のお陰です。感謝。
ただ、逆に言えば、ブラック企業からすぐに抜けられなかったのは、自分の軸がぶれていて、自信もなく、やりたいことが明確じゃなかったからです。
迷い立ち止まってしまう人が、軸を手に入れて、歩き出せますように。
後向きな発言もしますけど、やるからには結果を残すし、欲しいものは掴む、と決めてますよ。
— 石川 純平 (@sshift_jumpei) 2015, 1月 29
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