ステキシフトby石川ジン平

真面目系クズ、ブラック企業、読書記事、考え方について書いています。

「営業で修行」「ベンチャーで修行」は本当にためになるのか。

独立や起業ののために修行したい。営業職についたりベンチャーに行ったりとか、たくさんの経験が出来る職に就く人も多いでしょう。自分としても、キャッチ営業なども経験したので、自分の周りをみたときに実際どうなのか、まとめました。納得したとこ行けよという身も蓋もない話です。

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(画像はwikipediaから)

 

営業で修行?何を目的に修行するのか。

独立・起業を考えている人は、自分に足りないのがコミュニケーションだから営業で修行するとか、同じ分野で起業したいから同じ分野の会社に行くとか、色んな考えがあって入社すると思います。納得できる確固たる理由がある人はそれに従えばいいんですが、迷いが少しでもある場合はちょっと考えた方が良さそうです。僕はもう少し考えた方が良かったなと思っています。

 

ベンチャーっぽいものに入ったけれどあんまり意味なかったです。

自分が入社した会社は、設立三ヶ月、通信機器販売系のビジネスです。店舗は持っていましたが、道行く人に声かけキャッチしてモノを売るような営業力も必要とされていました。友人と話して独立や起業も視野に入れていたので、そうした店舗や会社の運営の中身を知りたい、営業力をつけたいと思い選びました。なので、会社に入るときには「店舗の収益の数字を見たい」や「ある程度の決定権を早く持てるようになりたい」と話して入社していました。一年以内に店長職につき、部下をもち、予算を決め、話してた目的は概ね果たしたんですが、働いていた当時からなんか違うと思っていました。なんでですかね。

 

実際にためになるかは入るまで分からない。ベンチャーなのにベンチャーじゃないとか。

結局のところ、親会社があって、その方針に従わなければならない事情が強かったのです。また、大きな取引は親会社が引っ張ってきていたので、僕らではどうにも決められないことも多かったのです。更に、親会社関係によってブラックボックス化されている部分も多く、なぜそうなっているかが分からないことも多くありました。僕が勇気を持って上司をとばして親会社と連絡とれば別だったのかもしれませんが……

結局、入社するまで、知りたいことが知れるかは分からないということです。もしも可能なら、OBOGなどのつながりのある企業の方が確実でしょう。何を学びたいか明確にあればあるほど、よく調べた方がいいです。

 

調べられないときは箔をつけよう。

ただ、そんなつながりがある人は苦労しません。調べられないときは、大手に行ってください。ぶっちゃけ、身の回りの人を見る限りだと、大手で箔を付けた人の方が成功してます。迷ったら大手行ってください。

……という話をすると、あんまり救いがないので、ちょっと別の言い方をすると、少しでも箔のつけられるもの、話題の種になるものを選んだ方が良さそうです。「あまり知られていませんが、○○の分野では一番でした」とか「地域では××だったので」とか。僕は図らずも「結構なブラックでした」などのネタができたので、それは武器にならずとも救いでした。

 

結局は納得したところへ

なんでこんなことを長々と書いているかというと、僕の場合は全てが全て納得して決めたわけではなかったからです。目的はあったにしろ、環境のせいにしてなぁなぁで決めたところがあります。極論、だから、こんなことを延々と書いてしまうのです。どうか納得したところへ。ようは、自分が堂々と他人に主張できるところに行くことが、大事でしょう。

 

などと偉そうなことを言ったので、呪い殺される気がします。

 

 

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