ブログ書くときタイトル考えるの大変ですか? 僕は苦手ですね!
そんなタイトルの付け方、投稿時間の意識など、ブログ書くときに参考になること載ってる本です。ふと読んでみたらこれがなかなか役立つ本でした。もちろん電子書籍を出す予定は今のところないんですが。
月に3万円以上の副収入をあなたの文章力で手堅く稼ぐための電子書籍らくらく講座
- 作者: 山口陸
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2014/09
- メディア: 単行本
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いくらなんでも「月に3万円以上の副収入をあなたの文章力で手堅く稼ぐための電子書籍らくらく講座(著 山口陸)」って長すぎないですか。確かに!書店で目立ってたけど!
欲求煽りすぎるタイトルはあんまり好きじゃないんですが、一番参考になったのは煽りタイトルの付け方です。他にも周知の仕方や、他のビジネスへの応用など、なかなか参考になります。
ブログで重要なのはタイトル
電子書籍で重要なのはタイトルと表紙だと本書では繰り返し述べられてます。
書店で本を買うまでの行動は、
- 書店に入る
- 本棚に置かれている本を眺める
- 面白そうな本を手に取る
- 立ち読みして面白くなければ本を戻し、次を探す
- ②〜④を繰り返す
- 手にした本が面白ければレジに向かい購入
引用:Chapter1 ④
「人は面白そうな本があれば手に取る」んです。そこまでは電子書籍も一緒です。そして、手に取ってもらえるかどうかは、「面白そうだから目に留ったタイトル」と、「目に留まりやすい表紙のデザイン」、それしかありません。
引用:Chapter1 ④
ブログでも一緒ですよね。タイトルが大事です。ブログ論的な記事を見ると、色んな人がこのことについて書いてると思います。イケダハヤトさんの本にも書いてありました。
ただ、ブログにおける画像はあった方がいいにせよtwitterなどでの共有に置ける画像のインパクトは低いので、電子書籍とは違ってやっぱりタイトルの優先度の方が明らかに高くなるでしょう。
煽りタイトルは「未来」「今」「過去」
ここが一番良かったです。うまいタイトルの付け方で検索すると、タイトルに数字をいれろとか有名人をいれろとか言われますね。煽れとも言われます。でも、煽り方の説明でなんかしっくり来たものなかったんですよね。本書で言ってるようなことが本質だと思いました。
大事なことは、読者の「潜在的な目的」を彷彿させるようなタイトルをつけるということです。
kindleストアを覗く人は、暇つぶしでちょっと来てみただけかもしれませんが、そのとき自分の潜在的目的(欲求)を彷彿とさせるタイトルを見つけたなら、絶対に興味を示します。
更に言うなら、その人の過去にアプローチするのか、未来にアプローチするのか、それとも今なのか、によってもタイトルのつけ方は変わってきます。
今の潜在的目的(欲求)が「お金持ちになりたい」なら、例えば未来は「お金持ちになる」、過去は「貧乏」です。
そして、今の潜在的目的にアプローチするなら
「月100万円稼ぎたい人が読む本」
未来なら
「資産を1億円にする方法」
過去なら
「貧乏から脱出する方法」
というようなタイトルの切り口になるわけです。
引用:Chapter3 ②
これに数字とか有名人とか、プラスワンをつければ最強ですよね。今まで見てきた説明の中でもかなり分かりやすいです。
"商品説明"と"ブログ"は書き方が似ている
電子書籍の商品説明で重要なのはPASONAだと言ってますね。このうち、N以外がとくに使えると思います。
PASONAとは、5つの言葉の頭文字をとったもので、
「P」はProblem → 問題を提起する
「A」はAgitation → 問題をあおり立てる
「SO」はSolution → 解決策を示す
「N」はNarrow down → 限定、緊急、絞り込み
「A」はAction → 行動
つまり、
- お客さんが潜在的に困っていることや不便に感じていること、困っていることなどを明確化して、「そうそう」と共感させる
- 問題をイメージできるように描写して、あおり立てる
- 「そんな悩みも○○○なら、簡単に解決できますよ」と問題点に対して解決策を出す
- 「今なら、○万円のところ50%オフの△万△千円にしますよ!」とか「数に限りがあります」などのように、限定感をアピールし、緊急性を演出する
- 「今すぐ、ご注文ください」と、行動を呼びかける
引用:Chapter3 ④
ライフハック系のブログそのまんまじゃないですか!ライフアックのブログなら、
- こんなことに困ってる人いるよね
- あんなときやそんなときも
- でもこの本に載ってた7つの方法で解決
- 人生を変えるのは今、しかも今ならKindle版がセール
- とりあえずまずは実践
みたいな感じですよね。「行動」「限定感」「緊急性」が購買ではなくて読者の人生改善に向けて提案することが多いのがちょっと違いますが大体同じですよね。偏見ですかね。
他にも周知させる仕組みなど書いてあります
例えば、
電子書籍はkindleランキングの20位以内に入らないと売れない
とのことです。はてなブログで言えば、如何に注目のブログで取り上げられるか、ホッテントリ入りするか、みたいな感じでしょうか。ブログも同じですよね。
さて、この本では、kindleランキングに入るための具体的な方法として、「レビュー」「発売日と時間の工夫」「値下げ(値下げ紹介サイトの利用)」などが挙げられています。これもブログに応用効く考えだと思います。
実際は読んでみてどうぞご判断ください。kindle版は出てないみたいなので、立ち読みなどを使ってみるといいでしょう。まぁkindle版にはしづらい本だし、kindle版は出さないかも知れません。二色刷で、図も多用してますし。
まとめ
とりあえずタイトルの編集方針が理解できたのが良かったです。
今回、全然従ってませんけど←
月に3万円以上の副収入をあなたの文章力で手堅く稼ぐための電子書籍らくらく講座
- 作者: 山口陸
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2014/09
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ところでこの本、「ブログ程度の文章力」とかめっちゃ煽って来るんですけど、煽りすぎじゃないですか?笑 pic.twitter.com/IqUfmAjUBo
— 石川 純平 (@sshift_jumpei) January 26, 2015