最近は好きなことばかりをして暮らしているのですが、一週間に一日くらいはあえて「嫌なことをする日」というのをとっています。もちろん、完全に無駄なことをしているわけではなくて、自分の苦手なことをつぶすための活動です。なので、ただ嫌なわけではないですが。
ただ、そういった成長目的とは別に、嫌なことをすることは結構メリットが大きいんですよね。「ブラック企業が嫌なら一刻早く辞めろ」的なことを書いている本ブログですが、週一日くらいに限っては嫌なことをするのも全然ありです。
大まかな理由は三つあります。
- 好きなことばかりをしていても必ず嫌なことをしなければ行けないときは来て、そのときの反応速度を上げる
- 好きなものがより好きになって効率的に動ける
- これからの計画がたち、ビジョンが確かになる
好きなことばかりをしていても必ず嫌なことをしなければ行けないときは来て、そのときの反応速度を上げる
好きなことばっかりで食える人はいいんですが、そうもいかないのが普通の人というところで。
例えば、企画を考えたり動かしたりするのが好きでも、事務処理能力が異常に低くて発想は良いのに資料作りに難がある、とか。財力で外注ができるなど自分がやらずに済ませられるような方法があればいいのですが、財力がないとか、外注している暇がないとか、どこかで必ず嫌なことをしなければならないタイミングが来ます。それをどれだけの速度で終わらせられるかで、その次の作業に取りかかれるかが決まってくるでしょう。こうして嫌な作業をときおりして、ものごとを楽しくこなす能力を鍛えることで、嫌なことに対しての反応速度や処理能力を鍛えています。
好きなものがより好きになって効率的に動ける
嫌なことをする時間はほぼ丸一日とっています。そうすると、いろいろ考えちゃうんですよね。「なんでこんなことしてるんだろう」「もともと何がしたかったんだっけ」
すると翌日には、昔から好きだったことがもっと好きになっています。好きなものもずっとやり続けていたら嫌になることは多いです。ハンバーグ好きな人も毎日ハンバーグ食べてたら飽きるよと。そういう話です。
僕の場合は文章を書くのが好きなので、嫌なことをした日は文章書くのがいつも異常に楽しくなります。
これからの計画、ビジョンが確かになる
いろいろ考えちゃう中にも、「××すればもっと効率よく好きなことができるぞ」とか「こんなことができたらもっと楽しいぞ」とか、好きなことに関して「どうしたら」「どうあれば」「もっと」ということを考えます。正直、目の前のことが楽しいと、「もっと楽しくなるために」って考えないんですよね。目の前のことが楽しいから、もっと楽しいことがあるとは思いつかない。けれど、嫌なことをすることで、「もっと好きなこと」に関しての考えが活性化されて、自分がどうしたいのか、どこを目指していきたいのかが明確になります。目的地や方向性(計画やビジョン)が決まると、自然とやるべきことが整理されて、ただがむしゃらに目の前のことをこなすより、先へ進む効率は格段にアップします。
まとめ
嫌なことをすることは、たまにはしても良い!
好きなことを好きで居続けるために、好きなことでもっと先に行きたいから、たまには嫌なことをしてもいいと思います。
まぁ、生活に必要だからやってるだけで、大富豪になっていっさい嫌なことをする必要がなくなったりすると、やらなくなるかもしれませんけど!!!早く石油王になりたい。
関連書籍
働くのはなんのためですかね。経営者から見た部下や新卒の働き方の話。
関連記事
目先の作業を一刻も早くこなしたい方はこちら↓
好きなもののために諦める必要がある方はこちら↓
・【書評】でかい結果を出すための第一歩はここにある!「諦める力」
毎日が辛い人はこちら↓
・ブラック企業はやめたいと思ってもやめられないし本人は深刻さに気づかない話。
最近、ぽけーっとしてる時間が本当に減ったなぁ。
— 石川 純平 (@sshift_jumpei) 2015, 2月 9
広告