僕は洗濯が得意ではない。というか、日常業務がとっても苦手だ。炊事洗濯掃除、それらが難しくなる理由は、「始めるまでがめんどくさい」「途中でやめてしまう」だ。みんなもないですかね、洗濯機を回しても干すのをしなかったりとか!炊飯だけして料理を作れなかったりとか!僕はそんなことばっかりだよ!!!
日常業務や家事が遅い人は、日常業務の上達を頑張るより環境整備した方が早い。でも、お金の問題などで環境整備を物理的に整備できない人はどうすればいいか、という話です。
自分の思いつく大きな方法論っていくつかあって、
- レベルを上げて物理で殴る(物理環境の整理)
- 物理的ワークスペースの確保
- 精神的時間的環境の整理
子育ての人とかには向きません、役に立つかもしれないけど、男性向けの話です。
1.レベルを上げて物理で殴る(物理環境の整理)
これが一番大事だろう。以下の記事が参考になる。
「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ http://t.co/e7GeXalxui
|| 日本に生きる多くの人が忘れるべきでない、レベルを上げて物理で殴る記事
— 梧桐 純平 (@jumpei_goto) 2015, 1月 2
今週のレベルを上げて物理で殴る記事。"2ヶ月のあいだ一人で育児をした感想 - nomolkのブログ http://t.co/HWUd2munNt"
— works(両手あけておく) (@ch1sa) 2014, 11月 9
僕ももう年齢が年齢なので自分の家事速度を劇的に瞬時に早くすることは無理だ。一人暮らしをしたてのころ、電子レンジで炊飯できるジャーを買ったのだけど、洗うのがめんどくさいのでやめた。結局炊飯器を買った。入れてすぐ炊ける。最高だ。でも、物理で殴れないものもある。例えば、スペースの問題で洗濯乾燥機は買えない。大きすぎるし、雨ざらしの外に設置しなければならない。食洗機を設置する場所もない。
2.物理的ワークスペースの確保
ここ数ヶ月で時間をかけて自室の掃除をした。ワークスペースを確保したら思いのほかスムーズに物事が進むように変わった。洗濯も、脱いだものがまとまっているからそこら中を探しまわらなくてよいし、多少散らかっても洗濯物がすぐ見つかる。洗剤を詰め替えるのも場所があって簡単だし、干したものをたたむスペースがある。今もめんどくさいけれど、前より洗濯が楽しい。つまり、掃除をしたことで結果的にワークスペースが生まれ、他のものの効率を良くしているということである。人に手伝ってもらってでも物理的なワークスペースを確保すると、意外とはかどるかもしれない。僕も人に手伝ってもらいました。
物理的ワークスペースの確保はとにかく家事の中でも大前提なので、最も優先順位を高くしてやったほうがいい。せめて足の踏み場がある程度には。物理的ワークスペースがないとレベルを上げて物理で殴るための道具をおく場所もなくなってしまう。
自分はなかなかスペース確保できなかった。そこで、物理的ワークスペースを確保する余裕はどうやって生まれたかというのを3に書いたよ。
3.精神的時間的環境の整理
僕の場合は、ブラック企業を辞めたことで時間の余裕が出来るようになり、家事作業ができるようになった。でも、触れておきたいのは、時間の余裕だけでなく、精神の余裕も大事だということ。ブラック企業を辞めて余裕ができたのは、時間だけでなく心の余裕もある!
ブラック企業にいて非常に嫌だったのは、他人のプライベートに突っ込んでくることだった。それが上司の思いやりであるのも分かっていたから、全部が嫌だったというわけではないけれど。休みの日のたびに「何してたんだ」「まだそんなことしてるのか」もしも楽しいことがあれば「いいご身分だな」と言われるので、休みの日に非常な罪悪感があった。
また、会社の業績のことを考えると、自分のために部屋に足の踏み場を作るくらいだったら、営業ツール作らないと行けないと思っていた。
ブラック企業を辞めた今、自分のために時間を使うことに罪悪感はなくなった。最低限の部屋の掃除をするより優先順位が高いことはそれほどない。
つまり、持ち物を減らしたらうまくいく。
金銭的事情などで 1.レベルを上げて物理で殴る ができない人は、すこしでも持ち物を減らしたらいいんじゃないか。掃除して持ち物を減らして、付き合い人やものとの関わりを減らして、両手をあけておく。もちろん全部出来るとは思わない。でも、意識してリスクをとって、持ち物を減らし両手をあける作業をしないと、あっというまに時間が過ぎて行って、ずっと辛いまま。まぁ、家事に追われなくなることは絶対にない。けど、絶対にないからこそ、辛いことがいつまでも持続して大きなストレスになる。そのままつぶされてしまう。
自分が理想を言っているのは分かっているけど、リスクをとって持ち物を減らすと、家事などがはかどるようになる。人生はトレードオフだなぁと実感しているよ。
家事がストレスになっている人は、多少トレードオフだけれど、持ち物を減らすといい。楽しい時間は増やした方がいい。辛い時間は減らした方がいい。極端なお金持ちになったりそれ専属のパートナーがいない限り、家事はどうしたって時間を割くものなので、時間を割くものについて持っている感情を良くすると、必然的に毎日の幸福度が上がる。
今、僕のQOL(クオリティオブライフ)はとっても高い。
ところで、趣味人とか沼にはまってる人は沼のために自然と両手をあけていくし余計なものは全力で捨てていくから、かなわないし最高ですよね!!
これだけ両手をあけておくことを頑張って意識してやっと達成できることを、趣味に走っている人や沼に浸かっている人は自然に達成していくので本当に尊敬しています。
— 梧桐 純平 (@jumpei_goto) 2015, 1月 2